「JA・農業普及指導センター向けオンライン栽培指導ツール」開始しました!

こんにちは!
アグティー事務局の井上です。この度、オンライン栽培指導ツール「JA・農業指導普及員向けアグティー」開始することにいたしました!!

農業者が減っていることはニュースでも話題になっていたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

しかし、農業指導をする指導者も減っており、農業を教える人材は前から少なかったもの近年さらに減少しております。
アグティーではプロ農家さんなどに登録していただき農業指導者の数を増やす仕組みを作ってきましたが、現状のJA・農業普及指導センターの皆様の栽培指導の効率化に寄与できればと思いこのようなサービスを始めることにいたしました。
【目次】

0. そもそもアグティーとは

1. アグティーの現状について

2. JA・農業普及指導センター向けアグティーとは

3. 農業指導員の現状について

4. JA・農業普及指導センター向けアグティーで解決できること

5. まとめ

 

0.そもそもアグティーとは?

 

今回、初めてアグティーの記事を見た方にアグティーについて説明させていただきます。

悩みを持った農家さんがアグティーを通してプロ農家などに相談し、同意が得られたら対価を支払いチャットやビデオ通話を通して指導を受けられるというサービスです。(アドバイザー様のご好意で無料で相談に乗ってもらえることがあります。)

1.アグティーの現状について


アグティーは6月現在235名、アドバイザー85名の方に登録をいただいております。
アドバイザーの内訳は野菜55件、果樹20件、花卉2件、穀物20件、キノコ1件、畜産10件、その他(経営、農機具等)23件となっており、花卉やキノコのアドバイザーは少ないもののある程度の品目がカバーできるようになっております。

2.JA・農業普及指導センター向けアグティーとは?


既存のアグティーでは悩みのある農家がプロ農家などに対価を支払い、相談し悩みを解決する仕組みとなっておりました。
JA・農業普及指導センター向けアグティーでは悩みのある農家が登録してアグティーを通して、地元JAの営農センターや地元の普及指導センターに悩みを相談し担当の指導員がチャットやビデオ通話で指導するというサービスです。JAや農業普及指導センターは営農で組合員などからお金を取ることはできませんので、相談者は無料で地元のJA営農指導員や農業普及指導員から指導を受けることが可能です。
気を使って電話できない相談者が気軽に相談ができるようになります。

3.農業指導員の現状について


(出典:農林水産省「総合農協統計表」、一般社団法人全国農業改良普及支援協会HPより)
上図を見てもわかる通り、JAの営農指導員は平成25年14,154人から令和3年13,214人までの8年間で940人の減少、農業普及指導員は平成7年11,145人から令和元年6,102人で半分近くの5,043人が減少しています。令和3年度の農林水産省が発表した農林業センサスによると平成22年から令和2年2月1日現在で172万経営体から107万経営体にまで減少しておりますが、単純計算でも1農業普及指導員あたり175経営体を担当しなくてはいけない計算になります。JAの営農指導員と按分したとしても55経営体を担当しなくてはいけません。

増えていく農業指導範囲

外務省によると日本の領土は約37万8,000平方キロメートルです。端から端まで農業が行われているわけではないですが、こちらも単純計算すると1農業普及指導員あたり61平方キロメートルを担当しなくてはいけない計算になります。もし現場に行って指導する場合、移動時間だけでその日が終わってしまう。もしそんなことが起きた場合、かけた時間は8時間でも指導できる人間は1経営体ということで非常に効率が悪いと言えますね。

4.これによって解決できること

今回、JA・農業普及指導センターがアグティーを活用することで6つの課題が解決される。

①遠隔地での指導が可能

チャットとビデオ通話が使えるところであれば指導員は職場にいながらチャットかビデオ通話で指導をすることができる。
1農業普及指導員あたり61平方キロメートルは大袈裟ですが、中山間地域など移動に時間がかかる場所でもチャットとビデオ通話で指導が可能です。

②簡単な指導はチャットで可能(画像も共有できる)

今では電話1本で現場に駆けつける指導員の方も多かったのではないでしょうか?アグティーを活用していただければ相談者に写真を撮っていただき送っていただくだけで済みます。もちろん場合によっては現場に行かなくてはいけない案件もあるでしょう。しかし、行かなくても良い案件はチャットで解決することが可能です。

③プライベートのLINEアカウントの交換は不要


この文章を見てくださった中には「LINEで済むじゃん。」と思った方もいらっしゃると思います。しかし1営農センター当たりに担当しなくてはいけない農業経営体数はかなり多いです。しかしアグティーは画像のように案件管理ができるため解決している案件なのか、まだアドバイス中の案件なのか一目でわかります。LINEだと1度既読してしまうと対応したのかどうか全て確認しなくてはいけないため非常に非効率になってしまします。また現在、指導員の好意により個人のLINEを教えて休みの日に指導するということもなくなります。(相談者は指導員が休みの日はアグティーでプロ農家に指導してもらいましょう。)

④録画機能がついているため講習会に不参加の方へダウンロードして共有ができる

アグティーはビデオ通話の内容を全て録画しております。剪定、収穫などの講習会に参加できない方がいても講習会の様子をビデオ通話で撮影しておけば、後日内容をダウンロードし参加できなかった方へ配布することが可能です。

⑤農薬・肥料メーカーも参画予定。農薬肥料について指導員が聞くことも可能

先日、リリースした農業資材メーカー向け指導システムも指導員は使えるため農薬や肥料、資材に関する相談をすることができます。そのため相談者に農薬や肥料、資材に関してわからないことを聞かれた場合は農業資材のプロに聞くことができるのです。

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⑥先輩のチャットは永久に残るため後輩の勉強にも利用可能


指導員と相談者とのチャットは永久に保存できます。そのため新人指導員などへの生きた教科書となります。新人指導員は「何故このような質問をしたのか?」などを聞くことができ、単純に教科書を読むだけではわからない指導技術を得ることができるのです。

5.まとめ

アグティー新サービスのオンライン栽培指導ツール「JA・農業普及指導センター向けアグティー」について書いてきましたがいかがだったでしょうか?最後まで読んでいただいた方は、「確かにこれは解決したい課題だ!」と感じた方もいらっしゃると思います。今回、「指導員の数が減少」、「指導員一人当たりの担当範囲の増加」といった背景から、このようなサービスを始めることにしました。しかし、もう一つ理由があります。それは「栽培は地域によって異なる」ということです。いくら優秀なプロ農家がいても同一品種で北海道と沖縄では栽培方法が異なるでしょう。地域の栽培方法の共有は既存のアグティーでは解決できない課題なのです。しかし、農業者は困っている状況です。そのため、地域に根付いたJAと農業普及センターの皆様にも参加していただき農業者の課題を全て解決できるサービスを目指していきたいと思います。
サービスは無料で使えますので興味のあるJAと農業普及センターの皆様、是非活用してください。フィードバックを頂きながらシステムも向上させていきます!
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